ゆったりとした敷地に平屋のお住まいが建ち、モノトーンのシャープな外観が目を引くS様邸。アプローチや門柱などは、白とグレーのモノトーンになっている建物と同じ色調にすることで、全体のバランスが崩れないように配慮しています。 また、広々としたテラスも、通りから見える角の部分に目隠しを兼ねたスリットにアルミ部材を使うことで、建物のシャープな印象を損ねない工夫を凝らしました。

　出入りの際の目隠しを考えつつも圧迫感が出過ぎないようなデザインを組み立てました。また北側にある玄関は、光をうまく取り込めるようなデザインにしつつ、玄関周りにジュンベリーやブルーベリーなどの植樹を施し、ご家族でガーデニングが楽しめるよう少し大きめの花壇も設けました。

　広い敷地に建つ素敵な平屋に、和モダンをコンセプトにした外構をご提案しました。道路から玄関までの動線をクランク状にすることで奥行感が増し、アイストップの樹木と木調のフェンスが柔らかな雰囲気を演出しています。見通せないと圧迫感が出そうですが、実は適度な目隠しや広がりを演出する効果的な方法です。夜には樹木がライトアップされ、また別の表情となります。スポットライトの間接光がアプローチを照らし、玄関まで優しく導きます。

　道路からの視線が気になる玄関や窓の目隠しとして、『プラスG』のフレームに二種類の格子材を使用しました。デザインとして取り入れたガラスパネルには名前を入れ、お洒落な表札となっています。夜には照明の灯りに照らされて、優しく温もりのある空間を演出します。目隠し・表札・植栽の3つの要素をバランス良く配し、シンプルでかっこいい門廻りを意識しました。

　白い塗り壁のナチュラルな雰囲気が魅力のお宅です。それに合わせた緑豊かな昼の外構も素敵ですが夜はまた一味違った「顔」を見せてくれます。枕木とガラス柱 『INGOT200』を組み合わせた門柱にLEDスポットライトを添えています。気泡入りガラスの幻想的なきらめきに惹きつけられます。さらにはガラスを透過した明かりが玄関の軒下を照らしていることもこの「景」の美しさだと思います。

　愛犬のためのウッドデッキが老朽化してきたため、ガーデンルームへリフォームしました。以前のウッドデッキより少しサイズを大きくし、床材はメンテナンスのいらないタイル貼りにしました。リフォームしたガーデンルームでゆっくりと庭を眺めながら、ご夫婦水入らずで過ごされる時間が増えて喜んで頂きました。

　LIXIL『G』のフレームに二種類の格子材で目隠しを行い、表札として取り入れたガラスパネルと足元には奥様のために植栽スペースを設け、目隠し・門柱・植栽の3つの要望をバランス良く配したシンプルでかっこいい門廻りをご提案しました。建物に合わせてシンプルにシルバー×ブラックでまとめ、夜は照明に照らされた門柱と樹木が温かい灯りで迎えてくれます。

　家の建て替えにあたり、外構とお庭のリニューアルを施工させて頂きました。ご夫婦より様々なこだわりをお聞きし、打ち合わせを重ねて形となりました。特に「城門のようなシャッターゲート」についてはご主人様の思いも“ひとしお”でした。見どころの多いお宅ですが 重厚な構造物と柔らかな植物の「剛」と「柔」、北側の「洋」と南側の「和」、そして「昼」と「夜」の異なる表情。この3つのコントラストが最大の魅力です。

　住宅展示場の共有広場のナイトシーンです。「北欧の森とオーロラ」をイメージして地中埋込式の照明による7色の光と吹き出すミストに包まれる幻想的な空間を創出しました。 気泡入りのガラス柱『INGOT100，200』に光を透過させることでライトの効果を最大限に活かすことができました。 遠くからでも人目を引くモニュメントが完成しました。