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11月24日
こんばんは藤田です。
今日は施工中の現場をご紹介します。
このブログでもおなじみのガラス角柱「インゴット」を使った現場をご紹介します。
インゴットの立込みが終わり植栽作業中です。
夜バージョンも次回upします。
三島由紀夫の仙洞御所の庭についての文章の中で
日本庭園は庭に「時間の流れ」が導入されているため「終わらない庭」「果てしない庭」となっている、
西洋庭園(ヴェルサイユ宮殿の庭等)は時間の影響による変形を嫌い、空間の隅々まで支配が
行き届いた(幾何学模様の園路や刈り込み整えられた植え込み等)ものとなっている。
というような内容の記述が最も印象深い部分でした。もちろん例外的な庭もあるとは思いますが、
日本庭園のもつ魅力がどこから来るものかがうまく表現されたエッセイでした。今後の庭づくりの
何かに活かせればと思います。また時間をおいて読むと新たな発見がありそうな一冊です。
藤田でした。