
アウテリアタイガーで、お庭を施工させていただいたお宅をご紹介します。
ご紹介させていただくお庭は「予約制」で見学OKですよ!
星原様邸
オープンにしたことで雰囲気が変わり、
庭に出て過ごす時間が増えました

益城町の住宅街にある星原様邸。お子様が自動車運転免許を取得したのを機に、これまで使っていたカーポートの利便性を向上させようとご依頼いただきました。プランニングにあたっては、細い路地が入り組んだ角地に建つことを踏まえた設計をさせていただきました。生まれ変わった門周りとカーポートは、住まい方の変化に合わせた、新しい表情を見せることにもつながっています。
R(曲線)を随所に取り入れた意匠で、
全体的な調和を保った柔らかい印象の仕上がりに

「子どもが免許を取って運転するようになったんです。もともと駐車スペースはあったんですが、今までの配置だとどうしても縦に2台停めるような形になってしまうので、もう少しどうにかならないかなと、外構のリフォームをお願いしました」と星原様。
ご要望を受けた担当プロデューサーの穴見は、カーポートの工事に伴って生じる動線の変化に合わせた門周りのアレンジもあわせてご提案しました。
2mほどの高さがあった南側の生垣を撤去して間口を広げ、3台並べて駐車しやすいスペースを道路沿いに確保。カーポートには、熊本県内での設置第1号となる『スカイウェーブポート』をお選びいただきました。
敷地の東側から設けたアイボリーの門柱にも立体的にR形状を多用し、ボトム部分にはアンティークレンガを用いて表情に変化を付けることを意図しています。カーポートも構造的には大きなものですが、随所に施されたRが全体の印象を和らげ、圧迫感を感じさせない仕上がりになっています。
自分も参加して、共同で造れた感覚があります。

「当初はオープンにすると家の中が見えてしまうんじゃないかという不安もありました」と星原様は話しますが、レイアウトや門柱の高さを工夫することによって、オープンな雰囲気を作りながらプライバシーの確保も実現。例えば玄関前の門柱。以前は門扉の開口部が道路に面していたため丸見えの状態でしたが、今回の工事で道路と平行に門柱を設け、門扉の開口部は道路と直角をなす西側に設置。これにより道路からの視線を遮ることに成功しました。垣根を取り払ったことで、リビングも以前より明るくなったそうです。
「裏手に公民館があるし、向かいはピアノ教室をなさっていたり、入り組んでいるけど通行量は多いんです。角地なので近隣の方と立ち話することもしばしばで、『綺麗になりましたね』と褒めていただきますね」と奥様。
周辺にお住まいの方も含め、住民の年齢層が上がっていく地域においては、オープンにすることでかえって防犯機能を高めることにもつながっているかもしれません。
日が沈めば、2ヶ所に設置した照明が優しく門柱をライトアップし、日中とはまた違う雰囲気を演出。「以前と比べて、主人が庭に出て夕涼みをしたりする時間も増えました」と奥様も表情を緩めます。施工期間中はご主人が出張のためご不在でしたが、「いろんな案を伝えたり、自分も参加して共同で造ることができた感覚がありますし、結果として希望通りのものができました」と話してくださいました。

取材を終えて・・・