
アウテリアタイガーで、お庭を施工させていただいたお宅をご紹介します。
ご紹介させていただくお庭は「予約制」で見学OKですよ!
上島様邸
機能性を重視した
最高傑作の外構ができました

熊本市の南に位置する、豊かな田園地帯が広がる城南町。その住宅地のなかに完成した真新しい建物には、蓮の花をあしらったガラスマテリアル『ダイナミックガラス』が据えられ存在感を放っています。柔らかな陽射しに照らされてガラスは美しく煌めき、格子材は優しい影を伸ばしていました。
外構のデザインは
全て主人にお任せしました(笑)

家を建てるのが夢だったというご主人は、結婚5年目にその夢を実現されました。白壁に片流れ屋根の洋風な外観に反し、古民家風に仕上げられた室内はレトロで落ち着きのある雰囲気がとても素敵です。玄関にはモダンな屋根がかかり、リビングの窓にはガーデンルーム『ココマ』が寄り添っています。「外構のイメージが強くあったので、家の間取りは外構に合わせて考えました。室内はガーデンルーム‐リビング‐浴室を直線で繋ぐことで使い勝手のよい動線を心掛け、外構の一環で屋根を作るつもりだったので建物に庇は作りませんでした」そう話してくれたのはご主人です。「新しく設置したエントランスの屋根は入口部分を木調の天井材にすることで重厚感が生まれました。ガーデンルームは両サイドが開いた解放感のあるタイプをセレクトしたので、バーベキューの際には煙が籠らずとても使いやすいです。車庫スペースと隣接しているので車からの動線がよくて、玄関を通らずここから出入りすることが多いです」。木調好きなご主人の意向でダークブラウン系の落ち着いたトーンで統一された商材は、建物の雰囲気に調和し、白い外壁によく映えています。並々ならぬ思いを胸に臨んだ家づくりは、ご主人の理想が形となっていました。
敷地の特徴を活かして

上島様の敷地は、左右の勾配に大きな違いがあります。今回は、そんな敷地の特徴を上手に活かしたデザインを行いました。「まず、勾配がなだらかなリビング前を駐車スペースにして、勾配がきつくなる玄関側はアプローチとして活用することにしました。アプローチはタイルを斜めに張ることで車庫からの動線を意識しています。あえて段数は作らず、ステップにも花壇にもなるデザインが特徴です」と、ご主人。前面道路が狭いため車庫スペースはゆったりとした奥行で計画しており、解放感は抜群です。ファサードのアクセントとして一部に人工芝を取り入れましたが、緑がとても美しく癒しの空間となりました。「部屋から見える緑の雰囲気がとても好きです」と、ご主人は目を細めます。「暮らし始めて感じたことは物置の重要性でした。外で使うもの、普段あまり使わない家のなかのちょっとしたものなどをまとめて収納できるので、家も外も片付いてとても便利です。一家に一台おすすめです!」。“使う”ことをいちばんに考えて、機能性を重視した外構。「最高傑作の外構が完成しました。大満足です」。満面の笑みを浮かべるご主人の隣りで、奥様も「コロナの影響で、まだ私の家族を招待できていないので、近いうちに集まれたらいいな」と静かに笑います。外では小さな息子さんは時間を忘れて自転車遊びに興じ、その姿を優しく見つめるご夫婦。そんなご家族の笑顔を、煌めくガラスマテリアルが静かに見守っていました。

取材を終えて・・・