
アウテリアタイガーで、お庭を施工させていただいたお宅をご紹介します。
ご紹介させていただくお庭は「予約制」で見学OKですよ!
西様邸
『シンプル』にこだわった
大自然を取り込む壮大なエクステリア

青空が深く澄み渡る秋晴れの午後。熊本県の南部に位置する湯前町は、九州山地の山々に抱かれ、田畑の緑がどこまでも広がっています。見渡す限り続くのどかな風景の中に立つ真新しい西様のお家には、奥様が丹精込めて育てた草花が鮮やかな彩りを添えていました。
住み慣れた地を離れ、遠く、熊本へ。

定年を迎え、40数年暮らしていた神戸を離れ熊本へ帰って来られた西様。奥様は初めての県外暮らしです。古くなったご実家を建て直し、それを機に、手付かずだった外構工事にも着手されました。「熊本に戻る事は決まっていたので、5年の月日をかけて建物を完成させました。外構は地元の業者にお願いしたのですが、2年ほどほったらかしにされて。八代の住宅展示場に行ったときタイガーさんのお店を見かけたのを思い出し、依頼しました」。ゼネコンで働いていたご主人は、ご自分で考えた外構のラフ図を持って来店されました。「思いのこもった図面があったので、打ち合わせはスムーズに進みました」と、穴見は当時を振り返ります。「仕事の感覚で話を進めたので失礼もたくさんあったと思いますが、穴見さんが受け入れてくれたので、本当に助かりました」。“外廻り全般、全て請け負ってくれる”という安心感と担当者への信頼が実を結び、ご主人の思いに少しだけスパイスを効かせたプランが、現実のものへとなりました。
「思い通りの外構ができたのは穴見さんのおかげ。
きれいな仕事をしていただいてありがとうございました」

「シンプルが一番良い」それは、一貫したご主人の思いでした。「どんなに良い素材をたくさん使っても、ごちゃごちゃして落ち着かない。広い敷地をどうまとめるか、家を引き立てるにはどうすれば良いか、それを一番に考えました」。その言葉通り、完成した外構はとてもシンプル。敷地を囲う境界塀。お庭には芝と砂利とアプローチのタイル貼り。美観を損なわない位置に配した駐車スペース。奥様のために作られたレンガで縁取った花壇は穴見からの提案で、奥様がネットで取り寄せたお気に入りの草花が大切に育まれています。高さを抑えた境界塀のおかげで遠くに見える山々の雄大な自然を遮るものは何もなく、青空に向かってそびえ立つ建物は、色とりどりの草花がその足元を飾ります。熟慮して完成させた建物を際立たせるには、十二分すぎるものでした。納得の出来栄えに、ご主人のお顔には満面の笑みが浮かびます。お庭一面の芝と飛び石風のアプローチもご主人のこだわりです。夏の暑い時期に芝を植えたため生育が心配でしたが、奥様の献身的なお世話のお陰で青々と美しい芝へと成長していました。「ちゃんとお世話してくれる奥さんで良かった」と、ご主人。「慣れない土地での生活だけど、寂しさを感じる暇もない」と、奥様も笑います。初孫のお誕生や娘さんのご結婚などライフイベントが目白押しの西様は、どんどん家族が増え、いつか帰省したお孫さんがこの芝の上で遊ぶ日が楽しみなのだとか。ご夫婦とおじいちゃんと愛犬で暮らす終の棲家。ゆっくりと過ぎる穏やかな時間のなかで、ご夫婦の笑い声は尽きる事がありませんでした。

取材を終えて・・・