
アウテリアタイガーで、お庭を施工させていただいたお宅をご紹介します。
ご紹介させていただくお庭は「予約制」で見学OKですよ!
田中様邸
「たくさんの人の係わりで出来上がった“我が家”。
みなさんとの出会いに感謝です」

国道から少し入った住宅地のなかで、一際目を引くグレーの建物。玄関脇に植えた樹木の緑が外壁に色濃く映え、樹脂フェンスの木の温もりが優しく建物を包んでいます。楚々とした雰囲気を纏って佇むその姿は周囲の喧騒をもかき消し、辺りには静かで穏やかな時間が流れていました。
生活スタイルに外構の機能が合致したとき、
本当の意味での“我が家”が完成

「藤田さん、こんにちは!」キラキラの笑顔で駆け寄ってくれたのは2歳半の息子さん。奥様の腕の中では生後間もない娘さんがすやすやと寝息をたてています。田中様は4人家族。息子さんの誕生を機に住み慣れた地にマイホームを建てることを決意され、ゆっくりと熟考を重ねながら、2年の月日をかけて建物を完成させたそうです。けれど、外構だけが後回しになっていてとても気掛かりだったとか。担当の藤田の知り合いを介して光の森展示場にご来店頂き、藤田の色々な提案や的確なアドバイスが信頼に繋がり、ご縁を頂きました。そんな田中様にご提案したのは、必要な場所に必要な物だけを配した洗練されたプラン。建物に調和したカーポート、最小限で最大限の効果を発揮する植栽、さりげなく一段足された玄関ステップ…。特に、玄関脇に取り付けた大きな表札はリアルな木目が印象的で存在感があり、まさに“家の顔”となりました。『外構は内外からの眺めが半分、残りは機能性と実用性』と、藤田は言います。外観を飾るだけでなく、生活の困った所をフォローするのも外構の大切な役目なのです。納得の仕上がりに「家の中だけで生活している訳ではなく、機能的な土地の中に生活する家があるんですね」と、感慨深いご夫婦でした。
家族の成長と共に表情を変える。
こどもが喜ぶ、こどもが主役のお庭づくり

田中様のお庭の中心は、建物とお庭を繋ぐ樹脂デッキ。天然木のような自然の風合いを再現したそのデッキは、自然素材に重きを置いた建物にも引けをとりません。「デッキの大きさは随分悩みましたが、今のライフスタイルに合った一番良い形にしました」。娘さんが泣いたらデッキであやし、時には息子さんの遊び場として、姪っ子さんのバレエのステージとして…建物いっぱいに広げたことで、使い勝手も広がったそう。デッキは田中様の生活の一部になっていました。「庭は生活ステージで変えていけるという藤田さんの言葉に、とても気が楽になったんです」と、奥様は笑います。生活していくなかで、自分たちに合ったお庭へ好きなように変えて行けるという安心感が、肩の荷を軽くしたようです。お子様たちがのびのび遊べるよう、お子様たちに寄り添ったお庭づくりは始まったばかり。この夏、ご主人は近所に住む幼馴染と一緒に芝を張られました。“自分で張った”ということが思い出になり、深い愛着に繋がるはず…。道路からの目隠しに木調のフェンスも設置して、緑溢れるプライベート空間の完成です。柔らかな芝の上を裸足で駆け回るお子様の笑顔が目に浮かびます。工事を通して、これまで何となく目にしてきた物ひとつひとつに、ちゃんと意味があるのだと気付いた田中様。細部に至る確実な工事にも驚かれていました。「自分たちの迷いや不安にとことん付き合ってくれる藤田さんに出会えて、本当に良かったです」これからもたくさん悩み・迷いながら、生活の中で不便さを解決していきたいというご夫婦の笑顔に、藤田の顔も綻んでいました。

取材を終えて・・・